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研究設備

分子生物学実験室

CEO  各種分子生物学実験設備を備え、様々な実験に対応しています。


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マイクロピペット

 eppendorf社製のreference4910を導入しています。0.1μlから1,000μlまでの容量範囲に対応しています。


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各種キット類

 Qiagen社製のRNA合成・精製キット、DNA抽出キット、プラスミド精製キットなど目的に応じた様々なキットを導入しています。分子生物学的な技法を発生学にも応用し、研究を強力に推し進めています。
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冷却遠心機

 久保田製作所製の冷却遠心分離機を導入しています。15,000rpmまで対応し、分子生物学実験に活用しています
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オートクレーブ

 各種試薬類や大腸菌の培地の滅菌に始まり、遺伝子組み換え生物の廃棄時のDNAの破壊まで、様々な用途に使用しています。
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ウォーターバス

 張った水を一定温度に保ちます。3機所有し、試薬の調整やRNA・DNAの合成、大腸菌の振盪培養など用途にあわせて使い分けています。
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pHメーター

 人工精漿や卵膜除去液、各種緩衝液の作成時のpH調整に使用しています。

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電子天秤

 0.001g単位で測定することができます。各種試薬類の調整だけでなく、防水機能を有する物も備え、実験魚の体重測定にも用いています。
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ハイブリダイザー

 in situ Hybridizationのhybridizeの工程に使用しています。サンプルとプローブの相性を検討するため、0.1℃単位で温度を微調整することができます。
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クリーンベンチ

 プラスミドを大腸菌を用いて増やす際など、無菌操作を行う際に使用します。
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ディープフリーザー

 -30℃のものを3基、-80℃のものを2基備えています。サンプルや各種試薬の保存目的に合わせて使用しています。
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純水製造装置

 Merck Millipore社製のAQUELIX純水製造装置を導入しています。胚操作をはじめ各種実験に使用する試薬類は、基本的に純水を用いて調整しています。
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分光光度計

 Thermo Fisher Scientific社製のNano Dropを導入しています。1μlと少量のサンプルでも核酸の濃度を測定することができるため、サンプルを無駄にせず、効率的に実験を行うことができます。
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フローサイトメーター

 Partec社製のアナライザーを導入しています。細胞をばらばらにし、DAPIを用いて核を蛍光標識し、レーザーを用いて蛍光強度を測定することで細胞ごとの核酸の量を測定できます。これを応用し、倍数性の研究に用いています。
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サーマルサイクラー

 Takara社の製品を導入しています。PCR法を用いたゲノム情報の解析に使用するほか、クローニングなどの様々な実験に使用しています。
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泳動槽

 サーマルサイクラーで増幅したDNAは、アガロースゲル中を電気泳動し、分子のふるいで各々の長さの断片ごとに分離します。

暗室

 電気泳動後のゲルは、EtBrでDNAを染色し、ブラックライトで泳動結果を確認します。同時に写真撮影を行い、データとしてしっかりと記録しておきます。

胚操作室

CEO  胚操作はこの部屋で行います。胚操作用の針を作成する装置、マニピュレーター、インジェクター、そして胚操作に用いる蛍光顕微鏡を備えています。 


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プーラー

 ナリシゲ社製の縦引き型を導入しています。ヒーターの温度を変えることにより、針先の長さを変え、インジェクションから細胞移植まで様々な用途に合わせた針を作成できます。


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マイクログラインダー

 ナリシゲ社製の研磨機を導入しています。顕微鏡で研磨面を確認しながら研磨することにより、胚操作の目的や細胞の大きさに合わせ、精密に針先を研磨することができます。


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マイクロフォージ

 作成したガラス針の先端を顕微鏡で確認しながら白金線で熱することにより、溜りを作る加工をすることができます。溜りにより、穏やかに試薬をインジェクションしたり、細胞の操作をすることが可能となります。


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インジェクター・マニピュレーター

 eppendorf社製の油圧インジェクター、ナリシゲ社製のマニピュレーターを導入しています。RNAや蛍光標識物質のインジェクションから、細胞の移植まで、様々な胚操作に対応しています。


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蛍光実体顕微鏡

 Leica社製の蛍光実体顕微鏡を導入しています。可視光だけでなく蛍光下でも観察を行うことができ、GFPや細胞標識物質の観察を行うことができます。また、タイムラプス撮影にも対応しており、胚発生を連続的に観察することも可能です。


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生物顕微鏡

 Leica社製で、1,000倍の高倍率まで観察することができます。組織切片の観察に適しており、生殖腺の形成過程や移植した細胞の挙動などを観察しています。


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蛍光倒立顕微鏡

 Leica社製で、主に生きた細胞の観察に用いています。タイムラプス撮影にも対応しており、移植後の細胞が移動する様子や、各条件で処理した細胞の挙動の観察に用いています。


胚培養室

CEO  胚操作を行った胚は、この部屋で培養し、その後の経過を観察します。大小8台のインキュベータを備え、それぞれの操作に適した温度設定で培養することが可能です。 


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インキュベーター

 大小8基を備え、様々な培養条件で胚を培養することを可能にしています。条件を変えることにより様々な状態の胚を作り出し、実験に用いています。


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サーモプレート

 胚操作を行う際は、発生のステージが重要になってきます。ある程度の室温は冷暖房で調節できますが、細かい調整はサーモプレート上でコントロールし、適切な発生ステージを作成しています。


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UV イルミネーター

 UVを照射することにより精子を不活性化し、雌性発生や半数体を誘起する際に使用します。


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フレンチプレス

 受精後に圧力をかけることにより、核分裂を阻害し、倍数性の実験魚の作成、雌性・雄性発生を行うことができます。


組織学実験室

CEO  ミクロトーム、染色液を備え、パラフィン切片法や樹脂切片法を用いて組織切片を作成し、胚発生過程をより詳細に観察することができます。 


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ミクロトーム・染色シリーズ

 パラフィン切片法・樹脂切片法に対応しており、目的に応じて使い分けています。作成した切片は、染色を施し、カバーガラスで封入し、半永久的に保存・観察が行えます。


新棟(建設中)

CEO  現在新棟を建設中です。3棟分の施設が一棟にまとまり、実験時の利便性が向上します。また、シャワー設備や簡易宿泊施設なども備えられ、より快適な研究環境を提供することができます。 


北海道大学七飯淡水実験所

〒041-1105
北海道亀田郡七飯町桜町2丁目9-1

TEL 0138-65-2344
FAX 0138-65-2239